【剥く剥かない?】おちんちん講座【ケア・性教育本も紹介】

くらし
ぽぽ

こんにちは!InstagramやTwitterで育児漫画・ジーナ式ねんねトレーニングの記録などを投稿している ぽぽ(Instagram:@popo_baby0104 Twitter:@popo_baby0104 )です。

今回は、男の子ママなら誰でも気になる、けど人にはなかなか聞けない…おちんちん講座です!
Instagramで、はな助産師の絢子さんというフリーで活動されている助産師さんとのコラボインスタライブをさせていただいた時に『おちんちん講座』が大好評だったので、今回このように記事にすることにしました。

その他にも、小児科の先生の話を実際お話を聞きながら今回のお話をまとめました。

我が子の体験

あれはうちの子がまだ生後6ヶ月の時でした。
(数少ない)ママ友さんと話をしていたら、突然こんな話をされました。

「生後6ヶ月過ぎると癒着を起こして剥けなくなるの!?」という話については、この後の『・剥いてない子のおちんちんケア』で解説していきますのでご安心ください!

↑フォロワーさんから“バウンサーを足でバインバインさせて良いんですか!?”と聞かれたのですが、説明書にも記載されておりますのでご安心ください(笑)
むしろ、手でやるのは大変なのでオススメですよ!

 

電話したものの何て言ったらいいんだ?と思って咄嗟に出た言葉が

ぽぽ

おちんちんのコトって相談できますか!?

でした。
それでも小児科の受付の方は真摯に話を聞いてくださり、先生にも事前にお話を通してくれました。

「今からでも診察できます」と言われたので、私は善は急げ!とすぐに向かいました。

ちなみに、私は小児科のかかりつけを2つ持っています。
男の先生 と 女の先生です。
やはり相談するのに男の先生は恥ずかしかったので、女医さんがいる小児科を訪ねました。

早速、先生は診てくださったのですが まさか言われたのが、

どうしたいの?

でした。

 
 
 
私はママ友さんの話を聞いて「剥かなくちゃいけないんだ!」と勝手に思い込んでいましたが、先生の「どうしたいの?」と言葉でハッとさせられました。

問題は「剥く・剥かない」というわけではなく、この子が健康でいてくれることが一番の目的だったのです。
これは、これからの育児をしていく事でもとても大切な指針です。

「〜した方がいいよ」
「〜したらあんまり良くないって」
その言葉を鵜呑みにするのではなく、なぜ私はこれを選択するのか?この方法はこの子にあうのだろうか?を一回立ち止まって考えてみることが重要ですね。

これを踏まえながら 読みすすめていただけると幸いです。

《簡易的》おちんちんに異常があるかどうかの見分け方

次に、小児科の先生・助産師さんに、おちんちんの異常があるかどうかの簡単な見分け方を教わったので、ご紹介します。

おしっこの出方を確認する

おしっこをした時にピューと弧を描がかず、じょぼじょぼ〜と垂れ流しみたいな場合は異常があることがあるそうです。

おしっこを出す時に痛がるもしくは泣く

おしっこした後は気持ち悪くて泣く子はいますが、おしっこが出る最中に痛がりそうだったり、泣く場合も異常があることがあるそうです。

ぽぽ

でも、そんなおしっこする場面に遭遇なんてしないよ!

という方は、お風呂の時がベストタイミングかと思います。
それも、オムツをはずした瞬間が一番おしっこが出る確率が高いです。
急に開放感に満たされ、裸になったことにより寒くなり、おしっこが出やすいタイミングです!

沐浴されている方も、沐浴の最中におしっこする可能性が高いので注意深くチェックしてみてください。

おちんちん剥いてる・剥いてないアンケート

ぽぽ

でも、みんながどうしているか…やっぱ気になる!!

ということで、Instagramでアンケートをとってみました。

総勢1,552人のママが回答してくれました!

剥いた人 29%(450人) : 剥いてない人 71%(1,102人)

圧倒的に、剥いていない人の方が多かったですね。
剥いた人の中には、宗教的なこと や お国柄のことも関係しているようでした。
 
次は、剥く剥かないのメリット・デメリットです。

剥く剥かないのメリット・デメリット

 剥いた時剥かなかった時
メリット・将来の悩みを減らしてあげられる
・病気が予防できる
・ママの手間がかからない
デメリット・1回剥いたら毎日剥いて洗ってあげなくてはいけない
・洗う時に雑菌が入り病気になることもある
・いつか自分で剥くよう指導しなくてはいけないかもしれない
(※成長によって勝手に剥いてしまうお子さんもいます)
・病気になる心配がある

こう見ると、剥く剥かないのメリット・デメリットは表裏一体です。
やはり《その子のおちんちんにあった選択》をするべきだということが分かります。

相談はどこに行ったらいい?

しかし、1人では決められない!
旦那さんに話してもよくわからないと言われた。
家族はこう言うけど、私はこう思う…。
と色々な意見・考え方があると思います。

なので、もし迷った時は 私のように小児科でもいいですし、助産師さんとかに相談して専門的な人に診てもらうのをオススメします。

実は【我が子の体験】で、衝撃的な日談エピソードを知りました。
これはつい3日前に知ったことなのですが、【我が子の体験】で登場した私のママ友さんと同じ小児科で同じ先生に診てもらったママ友さんとたまたま会いました。
私は同じ病院に行ったから剥いてもらったとばかり思っていましたが、その子は剥かなかったそうです。
理由は、その子のおちんちんは現段階では剥きにくい為「今は剥かないほうがいい」と診断されたそと聞きました。(当時は生後6ヶ月でした)
しかし、おちんちん自体に異常があるわけではなく将来的には剥ける可能性が高いから大丈夫だと言われたそうです。

このように同じ先生に診てもらったとしても、選択肢は異なることがあるということです。

そして、小児科や助産師さんの専門的な人の中でも意見は分かれることはありますが、まずは一人で悩まなず誰かに相談することが大切です😊

剥いてない子のおちんちんケア

もし、色んな事を考えた末『剥かない』と選択された方は、気になるのがケアです。
あ、ちなみにうちの子は、小児科の先生に診ていただいた結果『剥かない』という選択肢をとりました。

しかし、なーにもしない!というわけではありません。
と言うのも、うちの子…めっちゃおちんちん触るんです!!!!

助産師さんとの対談ライブでも

おちんちんをよく触る子は洗ってあげたほうが良いですよ。
どんな手で触っているか分からないからね。

と教えていただきました。

そして、洗い方ですが分かりやすい画像と解説付でご紹介します。

※画像は2016年4月号ひよこクラブより

ここで、インスタライブ中でも質問があったので回答を載せておきます。

Q.おちんちんの先もまだ見えてないのに痛がるんだけど、先っちょが見えるまで皮をおろすべきですか?
A.いいえ、痛がる場合は無理しないでください。
出来るところまで大丈夫です。

Q.洗う時はお湯ではだめですか?
A.あまり剥けていない子はお湯だけでも十分だと思います。
できれば泡立てた洗浄料が清潔に洗ってあげた場合良いですが、石鹸カスが入ってしまい炎症することもあるのでよく洗い流してあげてください。

Q.生後6ヶ月までしか剥くことは出来ないのですか?
A.生後6ヶ月以降を過ぎると動くようになるし、自我が芽生えてくるのでママが剥きにくくなると思います。
でも、生後6ヶ月までに剥かなきゃいけないということはないと思います。
というのも、思春期になると男性ホルモンが出ておちんちんの皮が柔らかくなります。
そして、勃起するようになると自然と皮が下がりやすくなってくるんです。
なので、個人的にはトラブルがなければそのままでも良いかなと思っています。
ただ、これにも色んな意見があるのでイチ意見として捉えてくださいね。

ちなみに、うちの子(現在1歳3ヶ月)は、こんな風にうまくは出来ておりません😓
自我が芽生えているのと、少し痛いところがあるようで無理にしないようにしています。
ただ、小児科に行った際はちょくちょく診てもらうようにはしています。

子供の性教育に関するオススメな本

おちんちん講座の中で親として向き合っていくことも重要ですが、子供にとっての性教育も大切だという事を強く実感しました。
そこで、子供の性教育に関するオススメな絵本を紹介します。
それがこちらです。

少し文字は多めですが、2〜3歳のお子さんでも十分読み聞かせしてあげられるものだと思います。
これは男の子だけではなく、女の子でも読んで欲しい本です。
内容は、男の子と女の子の体の仕組み・赤ちゃんができる仕組み・性とは何か?などが書かれています。

その中でも

“きみも、きみのともだちも、だれもが
こんなふうにうまれてきたんだ。
たいせつな「いのち」として、みんな、ね。
だから、きみはとても たいせつな こなんだ。”

とフレーズに、心を打たれました。

自分を大切に思うからからこそ、相手にも性的イタズラ・差別をしなくなる。
自分を大切に思うからからこそ、自分の身を守ることができる。
そんな言葉がこの1文にギュッと詰まっています。

その他にも現在こんな本も読んでいます。
また読み終わったらレポしたいと思います。

一番伝えたいこと

さいごに一番伝えたいことを言います。

と言っても何度も言っていますが、おちんちんは十人十色ということです。

育児もそうですが、正解はありません。

迷ったら一人で迷わず、誰かに相談してみてください。

この投稿で何かを考えるキッカケ・行動するキッカケになれたら幸いです♡