インスタグラムをフォローしてくださっている、1歳のお子さんを持つパパさんからこんなメッセージをいただきました。
お悩みとしては
仕事で疲れている時、奥さんの愚痴やイライラを受け止められない!
この気持ちどうしたらいい?
ということですね。
これを読んだ時に、心にグサーッときました。
もしや、この送り先はぽぺさん(旦那)の裏垢か!?
と一瞬思ってしまったほどです。笑
仕事から疲れて帰ってきたら…奥さんからイライラ・愚痴!
どうしたらいい?
まずイライラ・愚痴を言ってしまう奥さまの気持ちは痛いほど分かります…!
私も育児ノイローゼ(産後鬱)になった経験があるので、奥さまの心の痛みは半端ないものだと思います。
特に女性は1日2万語を話さないとストレスが溜まる生き物です。(ちなみに男性は7千語らしいです)
《話す》ということでストレスを発散してきた生き物が、突然話が通じない赤ちゃんと四六時中ふたりきり。
そりゃ、ノイローゼにもなります。
そこに愛があるとかないとか関係ないです。
生き物として、ストレスが溜まって当たり前です。
しかし!!!!
このメッセージをくださった旦那さまの気持ちも、ものすごぉ~く分かります。
というのも、我が家も主人が息子の世話をする日が決まっておりまして、その日だけは私が好きなだけ仕事をして良い日というのがあります。
日々の溜まりに溜まった仕事をその日にやるので帰ってきた時にはほぼ屍状態。
帰りも午前様ということもしばしば。
なのに次の日は5時頃息子に叩き起こされ…また仕事に行き…正直しんどい時もあります。
そんな時に旦那から、「そぴがの癇癪が…!」「怒ってしまった!」「大変だった!」と聞くと「…へぇ~」みたいな、心ここにあらず状態になってしまうことがよくあります。
そこに付け加えて「これ片付けてなかったよ!」と言われた日には…
はぁー!?そんなん見つけた人が捨てりゃあいいじゃん!
と言いかけるところでふと気づくんですよね。
あれ、これって私が主人に普段言ってる事じゃない?って。
人は鏡だとよく言いますが、ほんとその通りだなと思う瞬間です。
人間なんて自分に都合よく生きているなぁ…と思うところは置いといて、こういう時ってもうお互いパンク寸前なんですよね。
ママもパンク寸前。
パパもパンク寸前。
お互いを優しく受け入れるキャパシティなんて残されていないんです!
我が家の場合《親の育児休みをつくること》
そういう時にはどうしたら良いのか。
我が家がしたことは、
です。
では、どうやって親の育児休みをつくるのでしょうか。
・月に1回有休を使って休む
・お迎え~寝かしつけまでベビーシッターさんにお願いする
・【さいごに】暮らしの基本は衣食住《休》
私は預けられない身なのに…なんかモヤモヤする
それってどうなんですか?預けられない人だっているんですよ!
と言われるような気がします。
確かにそういう方もいらっしゃるかと思うのですが、私はそんなに出来た人間ではないので読んでくださった方全員が納得する回答は出来ないと思います。
なので、こういうご相談をいただいた時に私が出来ることとしたら、もし、この悩みを私の子供や家族が相談してきたら?と置き換えることにしています。
そうしたら、きっと私は自分の子供に対して「辛かったよね…大変だったよね…休んでいいよ!」って言うなって思ったんです。
同時に、私たちの子供がが子育てをする時にはこういう事を受け入れてもらえる優しい育児の世界であればいいなとも思います。
一時保育に預ける
保育園などに預けられていない方は、一時保育に預けてみるのはどうでしょうか。
私も保育園に入園する前は何度もお世話になりました。
一時保育なんてかわいそう…
子供の早期教育で最も効果があるものとして「小さいうちから社会のコミュニティ形成を作れる環境が子供の脳には良い」と言われています。
いつも違った場所で、ステキな出会いを体験させてみると捉えてみても良いかもしれません。
親のリフレッシュだけどいいの?
私はいいと思います。
これこそ、もし自分の子供が同じことで苦しんでいたら「リフレッシュしてきなさいよ!」と言うと思います。
「私だって預けられなくて苦しんだからあなたもそうしなさい。我慢しなさい。」とは言えないし、そういう事が受け入れてもらえる世界であってほしいなと思います。
そして、少しでも「肩の荷をおろそうかな」と思っていただけたら嬉しく思います。
今はコロナの関係で難しいところもありますが…早く安心して子育てができる世の中が来てほしいものです…!
月に1回有休を使って休む
月に1回かどうかは別として、お子さんを一時保育に預けている間、お子さんを保育園に預けている間を見計らって、親も有休を使って休んでしまうのはどうでしょう。
保育園からしたら「それならご自宅で…!」と責められることを重々承知していますが、まずは生きるために必要な「休息」を優先させ、キャパシティを確保です…!
お迎え~寝かしつけまでベビーシッターさんにお願いする
これはワーママさん寄りになってしまいますが、日々のお迎え~寝かしつけを1人でやられている方は、これだけでも大分楽になるかなと思います。
出来るかどうかは別として「ヤバくなったら、ベビーシッターさんに頼むんだ!」という心の拠り所があるのとないのでは違います。
そう、心の拠り所を作ることが重要なんです。
いざ!という時に奥さんや旦那さんだけではない《誰か》に頼れる環境を作っておくと、心に余裕ができます。
【さいごに】暮らしの基本は衣食住《休》
そんな子供を預けるお金の余裕がないよ…
という方がいらっしゃったら、話半分でも良いので聞いてください。
衣食住が暮らしの基本と言いますが、私はそこに衣食住《休》と付け加えたいほど休むことは重要だと感じています。
先ほども書きましたが、仕事にだって「有休」があります。
「育児」は立派な仕事です。
だから、休んだっていいと私は思います。
1時間数千円かかるベビーシッターだけでなく、1時間1,000円くらいで預かってくれる自治体の一時預かりや一時保育を受け入れてくれる保育園もあります。
後はファミリーサポートもあったり、私の地域では育児ノイローゼのママの為の無料一時預かりとコミュニケーションの場があったりもしました。
(実は私も息子が生後4ヶ月の時に育児ノイローゼになり通わせてもらってました)
衣食住《休》は生活必需品です。
ママとパパだけで頑張ろうとしなくて良いと思います。
ぜひ夫婦で「育児休み」を作ってみてください。
そして、《心の拠り所》《逃げる場所》を作ってみてください。
そして、もしご自分の大切な方が同じ悩みを抱えて苦しんでいたら何と声を掛けてあげますか?
そのお言葉を、ぜひご自身にも掛けてあげてください。
質問してみたい方は…
『ぽぽ。の質問箱について』をお読みください。
(あ、そんな大したことは書いてないです。笑)▼
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