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万人受けするものではないので、「コイツの脳みそ、どーなってんねん」と思う方だけ覗いてみてください。
今回のテーマはこちらです。
元々その方は「繊細なHSP気質があるかも…」と思っていたようなのですが、HSPに関する発信やインスタグラムの投稿を見てもあまりしっくりこなかったそうなんです。
でも、人の顔色を伺ったり繊細なHSP気質っぽいところはある。
この方の場合、人の顔色を伺う能力というのは別の気質から反応していて出ているものでした。
そんな「自称」繊細・HSPさん達が陥る罠について今回はお話をします!
\私もなってた…/「自称」繊細さん・HSP が陥る罠
突然ですが、みなさんは、自分のことを「繊細」「HSP」だと思いますか?
インスタのフォロワーさんに自分は何タイプだと思うか聞いてみた!
→タイプについてはこの投稿をチェック
ご自分が繊細かも、と思う方は結構いらっしゃいましたね!
「繊細」「HSP」はアメリカの臨床心理学者エレイン・アーロン氏が1996年に出版した本の中で初めて使用され、日本では2008年頃に本のタイトルから「繊細さん」という言葉が使われるようになりました。
本の中には「繊細さん」チェックなるものがあって、当時私もそれを読みました。
・相手の顔色を伺ってしまい言いたいことが言えない
・人混みが苦手で、そこにいるだけで疲れてしまう
・「考えすぎだよ」と言われても考えてしまい疲れる
・暴力的なシーンは共感してしまい見れない
え…これ、私じゃん。
でも、おそらくなんですがほぼ全員同じ事を思ったと思うんです!
自分ではない誰がか怒られているのを見るのは気分悪いし。
一応大人だから相手の顔色を伺うことだってあるし。
人混みが好きな人なんてそもそもいないだろうし。
考えすぎのレベルなんて人それぞれだし。
暴力的なシーンは…って、これは個人差あるか。
何が言いたいかって言うと、どんな人でも何かしら当てはまるってこと。
それはなぜかと言うと、前にも話した『気質と性格は違う』というお話です。
\元記事はこちらです/
大人になればなるほど色んな経験をしているので、色んな性質が混ざりあいます。
特に日本人は謙虚で真面目で空気を察することが良しとされる文化なので、「繊細さん」「HSP気質」みたいな人が多くなるわけなんです。
で!
で、ですよ。
それじゃ、一体「自称」繊細さん・HSP気質の何が問題なのかっていうと。
本来の自分の気質を見失ってしまうこと
「自称」繊細さんになってしまった理由
実はちょっと前まで私のインスタのプロフィール欄はこうなっていました。
自分のことをHSP気質だと思っていたので「繊細ママ」と書いていました。
そして、その後 心理学や性格分析に関することを学び出して改めて自分のことを診断したら…
ぜんぜん繊細じゃなかったんです。(…え)
ちゃんと言うと『持って生まれた気質は繊細じゃなかった』ということです。
じゃーなんで私は自分のことを「繊細」だと思っていたのか…2つ原因があることが分かりました。
持って生まれた気質が真逆だったから
私の持って生まれた気質はエネルギッシュで猪突猛進なアクティブタイプ。
幼少期の頃は母と手を繋ぐことができずバーっと走っていってしまう子どもだったそうです。
怖いもの知らずで、高いところに登ることが大好き。
ケガも耐えない子でしたが、それでも危ないことを繰り返す。
名前を呼んでも気づかないし、怒られてもあんまり聞いてない。
母は「小さい頃はあなたを連れて外食なんか絶対行けなかった」とも言っていました。
これが男の子なら「わんぱくで元気な子」で済んでいたかもしれないけど…「女の子だから」という理由で、当時は周りをドン引きさせていたようです。
当時は持って生まれた気質…なんていう常識はなかったから
「女の子なんだからおしとやかにしなさい」
「大人しく座っていなさい」
「この子はどんな子になるのかしら…」
と、言われていました。
母は私にピアノや習字を習わせてくれていましたが、座って何かをすることが苦手だったので当時はめちゃくちゃ嫌だった記憶があります。
チマチマする作業も嫌いで、レゴとかブロックとかパズルもあんまり好きじゃなかったです。
「女の子だから大人しい」「女の子だからちゃんとしてる」「女の子だからわんぱくじゃない」と思ったら、大間違い!!
でも、「女の子だから」という理由でそういう価値観を周りから押し付けられて育ちました。
逆に、男の子だけど大人しくて引っ込み思案な繊細なタイプもいますよね。
小学校3年間の○○
私は小学校3〜6年までイジメに遭った経験があります。
3年間ずーっとイジメられるというか、日によってターゲットが違って順番にイジメられていく…そんな感じだったと思います。
それでよーーーーく覚えているのが、その頃から通信簿の欄に「人の顔色を伺ってばかりで、自己主張が少ない」と書かれはじめたんです。
おそらくイジメられないように、次のターゲットにされないように、人の顔色を伺うようになってしまったんだと思います。
この経験から「繊細さん」の特徴である「相手の顔色を伺ってしまい言いたいことが言えない」という性質を身につけました。
こんな感じで、育った環境や経験を経て人はいろんな性質を身につけていきます。
だから、どんな人でも「繊細な部分を持っていない」ということではありません。
でも、本来の気質を知らないとこんな罠に陥るかも…?
と、いうのが次。
「自称さん」が陥る罠
「女の子はおしとやかであれ」「日本人は謙虚であれ」「KY(空気を読めない奴)は嫌われる」「社会人はこうあるべきだ」といういろんな価値感に触れた結果、私は本来の気質を見失ってしまいました。
キラリトグラム開発のキッカケでもあるのですが、私のような自称繊細・HSPさん(=自称さん)は心理テストや性格診断をやると混乱することが多いんです。
「計画的に物事を進めるのが好きか?」
という質問があったとしましょう。
計画的に物事を進められるのは繊細さんの長所の1つ。
それに社会人なら計画的に物事を進められないといけないって教わりますよね。
それなのに、行き当たりばったりの出会いってワクワクするし、「とりあえずやってみたらいいじゃん!」って思う自分がいつもつきまとっていました。
あとは、
「細かい作業、黙々とする作業が好きですか?」
これも繊細さんの長所の1つですが、私はケアレスミスが多いし細かい作業も苦手。
じーっと座ってるの苦手だし、静かにしているのも苦手。
でも、人の顔色は伺うし、誰かが怒られているのだって見たくないし、人混みだって好きじゃないという繊細さんチェックには当てはまる…。
私は、自分自身がよく分からなくなりました。
だって、繊細/HSP気質診断ではチェックが当てはまるのに、繊細/HSP気質さんの長所を1個も持ってないんだもん!
そう、これが「自称さん」が陥る罠です。
では、もっと詳しく解説しますね!
本当の自分の気質を知るということ
もちろん、自分を「繊細」「HSP」だと自覚することで楽になる人もたくさんいますっ!
反対に「繊細」「HSP」という言葉が広まったことで、私も含めてたくさんの「自称さん」が増えたんじゃないかなとも思います。
そして、その「自称」は本当の自分を見失ってしまいます。
本当はすごい行動力を持っているのに、「自称」繊細さんだから石橋を叩いて壊してしまっている。
本当は人の感情を真に受けなくていいのに、「自称」繊細さんだからいちいち自分の中に取り込んでしまう。
こうやって
本来の自分の気質を見失ってしまうのです。
そして私は今。
自分の本来の気質を知れたことで、幼少期ぶりにその気質を少しずつ解放しているところです。
長所も短所もひっくるめて、自分のことを認めてあげられたらいいなと思っています。
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フォロワーさんからいただいた感想
いつもいつもありがとうございます…!
手作業なのでなかなか全ての感想を掲載することが出来ないのですが、なるべくいただいたメッセージは掲載していきたいと思いますっ!
ここまで読んでくださってありがとうございました♡
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