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今回のテーマはこちらです。
\子どもの気質を知る親子診断/『キラリトグラム』開発ストーリー
私には、4歳になった繊細っ子な男の子『そぴ』。
そして生後半年になる女の子の『すぴ』。
の2児の母をやっております。
そんな私が、子どもの気質を知る親子診断『キラリトグラム』を開発に至ったお話をしたいと思います。
第二章:キラリトグラムの開発とぶつかった壁
第一章:辛すぎた1人目育児とキッズコーチング®︎の出会い
マジでしんどかった1人目育児
私のInstagramを見ている方はご存知かもしれませんが、とにかく上の子そぴを育てるのが本当に本当に本当に本当に本当に本当に本当に本当に本当に大変でした。
赤ちゃんの時は寝ないし、ずっと泣いてるし、離乳食は食べないし、ベビーカーに乗らないし…毎日が本当に辛くて挙句の果てに産後うつになりました。
\当時の産後うつの話(誰でも無料で読めます)/
そして、自我が芽始めてきた1歳6ヶ月頃…地獄のイヤイヤ期がはじまりました。
もちろん、私だって二度は同じ過ちは繰り返したくない。
育児本を読んだり、インスタの漫画を参考にしたり、声がけ方法のYoutubeを見たり…勉強したりしました。
でも…全然うまくいかないんです。
むしろ、想像を超えてくるんです。
共感してみたり、なだめてみたり、ほっといてみたり、時には頭ごなしに怒鳴ってしまったり…何が正解かわからない日々でした。
他の子を見ると、おもちゃの貸し借りがちゃんと出来ていたり。
お母さんが「帰るよ」と言ったらちゃんと言う事を聞いていたり。
レストランでは騒いだりせず大人しく座っていたり。
好き嫌いせずなんでも食べていたり。
「育児してるの楽しいんだよね」
なんて言う人と会うたびに、そう思えない自分は母親失格のような気がしていました。
(言う事聞かないのは私の育て方が悪いからだろうか)
(繊細っ子なのは私が神経質になってるからだろうか)
(ワガママ言うのは甘やかしているからだろうか)
そうやって自分の中に原因を探し続ける日々でした。
ーーー
そんなある日、2人目の妊娠が分かり、2022年12月30日に女の子を出産しました。
初めての下の子との母子同室生活。
そこで思ったんです。
(あれ、この子…私が知ってる赤ちゃんじゃない。)
私のせいじゃないと知る
2人目だからこその余裕はあったのかもしれませんが、それを差し引いても下の子は『育てやすい子』でした。
生まれた時からよく寝る子で、《不必要》には泣かない子でした。
この《不必要》という部分がすごく重要で、上の子は生まれたその日からよく泣く子でした。
オムツが濡れた、洋服の素材が気に入らない、眩しい、変な音がする、変な匂いがする、お腹いっぱいで苦しい、手足がうまく動かせない、思った通りにいかない、なんか違う、なんか変、なんかオカシイ…理由はよく分かりませんがよく泣いてました。
でも下の子は、眠い・お腹空いた・オムツ替えたい…くらいしか泣かなかったんです。
その部分を満たしてあげればご機嫌になり、上の子にはなかったひとり遊びもしていました。
ーーー
その時はじめて「生まれ持った個性ってこういう事なんだ」と知りました。
もちろん、知ってはいたんです。
同じ両親から産まれても性格は違う…なんて話、当たり前に全員知ってますよね。
でもね、こんなに違うなんて思っていなかったんです。
せいぜい運動が得意か勉強が得意か。
活発か大人しいか。
理系か文系か。
…そんな程度だって思ってたんです。
しかも、こんな生まれたばかりの赤ちゃんの時から違うなんて…。
初めて『生まれ持った個性』に触れました。
ーーー
そこでやっと気づいたんです。
「私のせいじゃなかった。」
そぴが寝なかったのも、ベビーカーに乗らなかったのも、離乳食を食べなかったのも、癇癪が強いのも…私のせいじゃなかった。
そう思えた時、すごく心が軽くなりました。
そんな時に出会ったのが、子どもの脳科学・発達心理学を軸とした『キッズコーチング®︎』でした。
キッズコーチング®︎との出会い
『キッズコーチング®︎』では、主に2つのことを学びます。
まずは、年齢による発達に関するステップコーチング。
そして、生まれ持った気質に関するキャラクターコーチング。
目から鱗だったのが、『その子の年齢 × その子の生まれ持った気質』によって、声がけや対処法が変わるんです。
世にある育児本には年齢による発達は意外と多くありますよね。
何歳になったらイヤイヤ期がはじまるよ、とか。
こんな風に心が発達していくよ、とか。
私自身も既に『幼児心理アドバイザー』という資格を持っていたのですが、それは年齢による発達心理学が主でした。
でも、足りなかったのは『その子の気質』だったんです。
その子の気質=キャラクターによって、声がけや対処法があることを教えてくれたのが『キッズコーチング®︎』でした。
ーーー
そして『キッズコーチング®︎』で学んだことを活かして実生活に落とし込んでみたのです。
すると、今まで抑えられなかった癇癪が少しづつ落ち着いてきたんです。
もちろん、相手は人間ですし、私だって人間。
うまく出来ない日だってあります。
自分に余裕がない時はつい怒ってしまったり、無理やり言う事を聞かせようとしてしまったり…そういう日だってあります。
今までは、
(この声がけであってるのかな…)
(こんな育て方でいいのかな…)
(なんでウチの子は…)
と悩んでいましたが、子どもの気質や声がけのやり方を知っているので、不必要に自分を責めることがなくなったんです。
第二章:キラリトグラムの開発とぶつかった壁
と前置きが長くなってしまいましたが、第一章は、
という話でした。
私はキッズコーチングで気質学を学んだことをキッカケに性格分析に興味を持ち、Google・Apple・IBM・Amazon・ソニー・トヨタなど錚々たる企業で導入されているエニアグラム性格診断など他の心理学的理論も学びました。
それを自分のものだけにするのはもったいない!と思い『子どもの気質を知る親子診断(キラリトグラム)』への開発を決意したんです。
ぶつかった壁と、ある違和感
こういった性格診断は主に心理テストの解答をもとに、タイプを診断していきます。
そこで、ある違和感を感じました。
皆さんも心理テストをやった事があると思うのですが、例えば。
【あなたは計画的に物事を進めるタイプですか?】
この質問、皆さんは「はい」「いいえ」どちらで答えますか?
私はいつも悩むんです。
大人にもなると経験として社会人として、ある程度計画的に物事を進めるようになります。
でも、本来の私はそんな計画性がない人間だったりもします…。
だから、「はい」なのか「いいえ」なのか分からなくなるんです。
そう迷いながら答えて診断されたタイプは、本当に自分なんだろうか…と思ったりします。
そこで、取り入れたのが『西洋占星術のホロスコープ』でした。
心理学×占星術の掛け合わせ
科学的な「心理学」と非科学的な「西洋占星術」。
この2つを掛け合わせることに疑問を感じる方もいるかもしれません。
しかし、心理学(Psychology)はギリシャ語で「魂」を表す「プシュケー(psyche)」と「知恵・言葉」を表す「ロゴス(logos)」という、2つの言葉で成り立っています。
現代のように科学と占いが分かれていない古代の時代から、占星術と心理学は深い繋がりがあるんです。
ーーー
なぜ、そんなにも心理学と深い関係があるのかというと、西洋占星術の歴史とその考え方に基づいています。
まず、西洋占星術のホロスコープは二千数百年前もの長い歴史を持っていて、ある時間にある場所から見たとき、どの方向に惑星があったかを見て性質・運勢などを読み解いていく占術です。
生年月日・出生時間・出生場所から導き出していて、星の配置や組合わせにより最低でも1440通り、細かい部分までみるとなんと52万通り以上もの鑑定結果を導き出すことができるとも言われています。
西洋占星術と比較されるのが東洋占星術(九星気学・六星占星術など)。
東洋占星術は吉凶が明確に出るので、今の自分が良い状態なのか悪い状態なのかがハッキリとでます。
なので、明確な運勢を知りたい人/長期的な未来について白黒はっきりした診断結果を好む人に向いている占術になります。
しかし、西洋占星術はそうではありません。
簡単に言うと『自分が持っている星(才能やこれからの人生)を知り、その星を育てていく』という考え方なんです。
「あなたの人生はこう!」「こういう人!」というよりは「こういう部分や才能がある、こういう人生が起こり得る。だから、もっとここを伸ばしていこうか/気をつけていこうか。じゃぁ、その為にどうしていこうか?あなたのこの部分を活かしていこうか。辛くなったらこうしてみようか。」といった具合です。
これからいくらでも運命を変える事ができる、それが西洋占星術です。
吉凶、良し悪しを決める、いわゆる「占い」ではなく、人の心理(こころ)に寄り添った診断に近いものなんです。
ーーー
ちょっと話が長くなりましたが、私は別に占いたいわけじゃないんです!
「このままだと地獄に落ちるわよ、だからこの壺を…」ってそういう事をしたいわけじゃないんです!
あくまでも、西洋占星術のホロスコープは診断ツールの1つ。
性格分析のツールの1つとして、心理学とも親和性が高く性格診断とも相性が良い西洋占星術のホロスコープを取り入れることにしたというお話でした。
「キラリトグラム」名前の由来
私がこの診断で一番に願うことは『自分(と、子ども)を好きになってもらい』ということです。
こういうものは「あたる・あたらない」なんていう言い方をしますが、先ほども言ったように占いたいわけじゃありません。
今まで気づかなかったところに気づいて欲しい。
短所ばかりじゃなく長所に目を向けて欲しい。
この子ってこんなにステキなんだ。
こんなステキな子を育ててる私ってすごい!
そんな風に思ってほしい…と願いながら開発をしました。
親になると子どもには元気があって、優しくて、芯が強くて、計画性があって、物怖じしなくて、勉強ができて、運動もできて…なんて思ってしまいがちです。
でも、そんな完璧な人…隣にいたら少し息苦しくないでしょうか?
人は長所で好かれ、短所で愛されます。
長所だけでは、愛されません。
弱い部分があるからこそ、愛おしく思ってもらえるのです。
長所も短所もキラリと輝く星です。
そんなキラリと輝く星を見つけてほしいという願いを込めて『キラリトグラム』という名前にしました。
(ちなみにグラムはギリシャ語で「図」という意味で、心理学の性格分析でも「エゴグラム」や「エニアグラム」と「グラム」という言葉が使われます。)
『キラリトグラム』の世界へ
不定期ですが、Instagramで診断の募集をしております。
『キラリトグラム』のクチコミは↓にまとめています。
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