【閲覧注意】夜泣きという名の“拷問”

ねんトレ-よく聞かれること-

こちらは過激な表現が含まれており不快な思いをする可能性がありますので、お読みになる場合は自己責任にてよろしくお願いいたします。

子育てがはじまると 夜は寝れない

子育てがはじまると 夜は寝れない

誰でも知っていることで 誰もが覚悟していたこと。
でも、実際 [寝れない]ことがどれだけ辛いかは 産むまで知りませんでした。

きっと これを読んだ後に私のことを「最低な母親」と思う人もいると思います。
不快に思う方もいらっしゃるかと思います。
しかし、世の中にある悲しいニュースは誰でにも隣り合わせで起こり得ることだと私は身を持って感じました。

もちろん、これは過去の話になります。

だんなには頼れなかった

子供が生まれてからも夫婦共に一緒の寝室で寝ていました。
しかし、だんなはそーぴぃの泣き声で起きてしまうタイプで寝不足になってしまい、ついに仕事中に倒れてしまいました。

なので、そこから 私とそーぴぃ/だんな と別室に寝ることになりました。
それが、そーぴぃが生後2ヶ月半ばの頃でした。

私は、そのことがあってから、そーぴぃが朝早くに起きてしまう日も。
全く寝かしつけがうまくいかない日も。
夜泣きがひどくて30分間隔に起こされる日も。
だんなが休みの日であっても。
だんなに頼ることはしませんでした。

ある日のこと

そんな ある日 事件が起こりました。

子供の体調不良が続いた上に 夜泣きがはじまり、慢性的な寝不足。
抱っこで寝かしつけしてみたり、良いと聞くものは色々試してみては失敗。
おっぱいあげるも そんなに飲まずに寝るし、と思ったら すぐ起きる。
抱っこで寝かせようとする エビ反り。

そんなことが毎晩のように続いたある日。

いつものように夜中に泣き叫ぶ我が子を抱っこであやしていました。
...あぁ、今日も 寝てくれない。
おなか空いたのかな。

寒いのかな、暑いのかな。
どっか悪いのかな。
私のことが嫌いなのかな。
それにしても、うるさいな。
黙ってくれないかな。
泣きたいのはこっちの方だよ。
あぁ、うるさい、うるさい!うるさい!うるさい!

その瞬間、頭の中で   プチンッと音がしました。

ーーーーーーーーーーー。

ハッと気づいた時は、我が子を思いっきり縦に揺さぶってしまっていました。
そして、グッタリしている息子。

よく聞く 揺さぶり症候群が頭の中によぎって「殺しちゃった...」と本気でおもいました。

ちなみに、グッタリしてるのはその縦揺れが 逆に眠りを誘ったみたいでなぜか寝てしまっただけでした。(なんで!?)

ただ、まさか 自分が そんなことをするなんて思わず、ものすごく ショックを受けたと同時に、最低なことをしたという 自責の念にかられました。

私は この事を旦那に言おうかすごく悩みました。
こんな事いったら 「最低な母親だ」と軽蔑されるんじゃないかと思ったからです。

でも、グッタリ(って寝ていただけなんですけど💦)している我が子を抱きしめて、私はだんなを起こしに行きました。
時計を見たら夜中の3時でした。

私 この子を殺しちゃうかもしれない

「...私 この子を殺しちゃうかもしれない」と言うと、旦那は飛び起きました。

そして、一部始終を話しました。
軽蔑される覚悟もしました。

話を終えてだんなが言ったことは、

「謝るのは 俺の方だよ。
 何も言わないから 大丈夫だってずっと思ってた。
 でも、そこまで追い詰めたのは 俺のせいだ。
 ごめん。」

私は そこで初めて だんなに今までのことを話しました。

だんなが倒れたことがあったら 頼れなかったこと。
ねんトレして どうにか 1人でやろうとしてきたこと。
でも うまくいかない日もあって辛かったこと。
何度も夜中に起こされたけど 耐えてきたこと。
全部 全部 全部 全部 はなしました。

その日から 一緒に寝てくれる日も増え、
夜泣き対策も一緒に考えてくれるようになりました。

夜泣きは、人を変えます

夜泣きは、人を変えます。

人間は、眠るところを強引に起こされると精神に異常をきたすということから、ナチス・ドイツ時代に 【眠りそうなところを ひたすら起こし続ける】という拷問があったそうです。

[寝れない]ということは 頭をおかしくさせます。

もし、これを読んだ 旦那さま。
もしくは 将来パパになる方。

どうか 「母は強し」と言わないであげて下さい。

母は強いんじゃない。

強くならないと 我が子を守れないからなんです。

そして、奥さんの「昨日もこの子 何度も起きたのよね」を軽く受け流さないであげてください。
旦那さまに向けるその笑顔は、あなたを心配させまいとする精一杯の笑顔であることに 気付いてあげてください。

私みたいに苦しむお母さんが1人でも 少なくなりますように。

そして、今日も 世のお母さん達が少しでも よく眠れますように。